ルナ　サイクル「自転車　ｄｅ　Ｇｏ！」山北町大野山編

大野山山頂には祠が祀られています
刻印文字を観ると昭和12年とありました

サイクリストにとってはオアシス。その名も「延命水」
延命水で喉を潤している時に泉の上流で鹿の親子が駆けていきました
（画像はありません。丹沢では鹿をたまに見かける事があります）

　峠道開始から間もなく大掛りな道路整備工事が施工されています
第二東名高速道路の工事現場でした。静かで緑豊かな丹沢山地には不釣り合いな気がしますが、この道路が将来、日本の大動脈になることを想うと複雑な気分です

　画像は現在の東名高速道路と第二東名高速道路建設予定地と説明看板

　みなさま、自転車に初めて乗れたときのことを覚えていますか？
私は覚えています。今まで経験したことが無い速さと、どこまでも走っていけるような機動力。子供心で地球の果てまでも連れて行ってくれるのではないかと本当に思っていました。
　地球の果てまでとは行かなくても、あのころの童心にもどってもう一度ペダルを踏んでみませんか？忘れかけていた大切なことを思い出すかも知れませんよ。または、いままで悩んでいた事や、嫌な思いがふっきれるかもしれません。
　デジタルの時代に自転車のスピードで街を見つめてみませんか？

丹沢湖の眺め
富士山への眺めも素晴らしいのですが、この日はガスっていました（残念）

足柄茶畑や水仙の派生群、放牧中の乳牛たちに萌えながら走ります。ただし、勾配は半端ない超級レベルです。

サイクルメーターは14.8％勾配を示しています
（39はケイデンス。170はパワー。5.9は速度。.....瀕死手前状態です）

山北駅から少し行ったところの国道246号から北へ向かう細い枝道が大野山への道路です

登り始めて直ぐに桜の木があります。木の根元には馬頭観音碑が並んでいました。大野山へは昔から馬を使って行き来していたことを偲ばしてくれます

　神奈川県西部に位置する足柄上郡山北町。足柄峠、寄地区、丹沢湖.......etc。幾度となく訪れていましたが大野山は峠道として越すことが出来ないコース（山頂以降の道路が無い）ゆえ、行ったことがありませんでした。
　噂では聞いていましたが、絶景パノラマと超級レベルの激坂ということで今回チャレンジしてみました。風景、登坂勾配は共に評判どうりで走りごたえあります

秦野・中井町→松田町→山北町→大野山→洒水の滝→山北駅→秦野・中井町　　詳細は轍　wadachi